水虫が繁殖しやすい条件とは

気温上昇
水虫は白癬菌と呼ばれるカビの一種が感染することで、かゆみや水ぶくれなどが起こる感染症です。
手や頭などにも感染しますが、およそ9割の人が足に感染すると言われています。
白癬菌は角質内部のケラチンと呼ばれるタンパク質を好むことから、角質層の下に住み着いています。
感染している人の足から角質が剥がれ落ちると、その角質に潜んでいることがあります。
その角質を別の人が裸足で踏むことで水虫が感染すると言われています。
感染しても最初は皮膚の表面についているだけで、足を洗うと簡単に落とすことができます。
しかし、そのまま放置していると、24時間後には白癬菌が角質層の内部に侵入し、その後は幾ら足を洗っても落とせなくなります。

白癬菌はカビと同じで高温多湿が好まれているので、靴を履く足では最適な環境となってしまいます。
白癬菌が活発に活動して増殖するのは17度以上の気温で、それより寒い条件では白癬菌の活動はほとんど止まってしまいます。
冬場に水虫がかゆくならないのは、これが理由となります。
また、26度以上の気温になると白癬菌はより活動と増殖をはじめ、足のかゆみもますます激しくなります。
湿度は70%以上が活動しやすい環境となるので、冬場であっても、加湿と暖房をしている部屋の中では水虫が増殖しやすい環境となります。

水虫が増殖するとかゆみが増すだけでなく、治療が遅れたり、爪の中にまで入り込むこともあるので、治療はなるべく早く行うのが良いとされます。
通常はクリームなどの外用薬で治療を行います。
爪の中に入ると外用薬では効果が薄れてしまい治療までの期間も年単位で長くなってしまいます。
冬場ではかゆみが治まることから、水虫が完治したと勘違いする人も多いですが、治療は最後までしっかり行うようにしましょう。