水虫の感染箇所と対処法

足の裏の水虫
水虫とは白癬菌が皮膚に侵入することで起こる感染症で、一般的には足がイメージされますが、その他の部位でも感染することがあり、その部位によって名称や対処法が異なってきます。
主に足に感染する水虫は、趾間型、小水疱型、角質増殖型、爪白癬と分けられており、前者から後者に向かって重症化していると考えると良いでしょう。

趾間型は足の指の間などに現れる初期症状のようなもので、指の間がじくじくとする状態です。
小水疱型では足の裏や側面に水疱を作るタイプで、足水虫の中で最もかゆみを伴います。

角質増殖型はかかとが角質化して硬くなった状態で、前者の治療では市販された抗真菌薬の塗り薬で治療ができます。
しかし、角質化した皮膚には塗り薬が届きにくいことから、治療は困難を極めます。

爪白癬は最終的な症状で、爪の中に白癬菌が入り込みます。
外用薬では治療がほとんど無理な状態となるので、医師に内服薬を処方してもらう必要があります。

足ではこの4つが起こりますが、頭に水虫ができることがあり、これをシラクモと呼びます。
かゆみはほとんどありませんが、毛が抜けやすく多量のフケが出るので、脂漏性皮膚炎と間違いやすい症状です。

治療は塗り薬を用いますが、重症の場合は内服薬を併用することもあります。
陰部で起こる水虫をいんきんたむしと呼び、湿疹に似たブツブツが陰部周辺にでき、さらに水疱ができると激しいかゆみを伴います。
こちらも基本的には塗り薬を使用して治療することになります。

水虫が感染する場所は他にも色々とありますが、最も多い部位は足で、その他のではあまり多く感染することはありません。
白癬菌がカビの一種であることから、乾燥した部位では活発には活動できないのが理由です。
また、皮膚に付いてもすぐには感染せず、内部に入り込むまでに24時間は必要とされるので、常に清潔にしておけばまず感染することはないようです。