爪水虫の飲み薬の投薬上の注意

爪水虫
水虫は白癬菌という真菌の一種が寄生して起こります。
白癬菌は通常は皮膚の表面で繁殖しますが、爪の内側に入り込んでしまうと、爪が白く濁ったり変形したりします。
この状態が爪水虫です。

爪水虫は患部が部厚い角質層の下にあるので、普通の塗り薬やスプレーでは有効成分が届きません。
そのため飲み薬で治療する方法が主流です。
殺菌成分が体の内側から患部に届き、菌の繁殖を抑える効果を発揮します。
飲み薬は水虫の範囲が広すぎる場合などにも使用されます。

飲み薬は肝臓病や腎臓病の方、妊娠中の方などには投薬できないので注意が必要です。
副作用としては胃のむかつきや吐き気、下痢や腹痛、じんましんやかゆみが見られることがあります。
多くの場合、投薬を中止すれば副作用も治まりますが、症状が重かったり長引いたりするときは医師の診察を受けてください。
投薬中は定期的な血液検査が必要とされ、飲み合わせの悪い薬にも注意しなければなりません。

爪水虫は爪が生え変わるまでは完治したとは言えません。
患部が爪全体に広がっている場合には、治療期間も長くなります。
長ければ手の爪で半年、足の爪で1年近くかかることもあります。
また少しでも患部が残っていると、そこから白癬菌が手足に広がり、いつまでも水虫が治らなくなったり、家族に感染させたりする可能性があります。
投薬を始めたら長期戦を覚悟して、じっくりと治療に取り組まなければなりません。

なお爪水虫にはレーザー治療も実施されています。
内服薬による副作用はなく、施術自体は短時間で済みますが、やはり完治させるには爪の生え変わりを待つ必要があります。
また保険は適用されず、治療費が高額になりがちなので注意してください。